汚部屋に住んでいると、主に気持ちや運気の面でどんな悪影響があるのか紹介しています。これから部屋を片付けたい人のために、断捨離の方法やメリットもまとめました。特に気をつけて掃除したい場所も見ていきましょう。
汚部屋はさまざまな悪影響を生む
汚部屋に住んでいると、気持ちや運気の面でも悪影響を生み出します。毎日汚い部屋を見ていると、どうしても気分が落ち込むためです。
散らかっている部屋を片付けられない自分は駄目な人間だと感じ、自己肯定できなくなることもあるでしょう。気持ちがマイナスに傾くと、何もかもが上手くいかないように感じて運気が落ちたのではないかと考えるようになるでしょう。
気持ちが落ち込む
汚部屋に住んでいるとどうしても、気持ちが落ち込みます。視界に入るゴミに埋もれた部屋は、ごちゃごちゃとしており、場合によっては異臭を発生している場合もあり、虫なども湧いてくるためです。
日常生活を過ごす部屋で嫌なニオイを感じ、気持ちの悪い虫を見てしまえば、気分も悪くなるでしょう。
もしニオイや虫の影響がないとしても、散らかった部屋は余計な情報を脳に伝えます。雑多に置いてあるものが目に入ると、いらない情報まで脳に入ってしまい、イライラ感や疲れを感じてしまうのです。
自己肯定感が下がる
周囲の人はみんな片付けができるのに、自分だけ片付けられないと感じることで、自己肯定感も下がります。なぜ自分はきちんと部屋が片付けられないのだろうと思い悩んでしまうと、自分の価値も下がったように感じるでしょう。
自己肯定感が下がると、ネガティブな意識になりがちです。新しいことに挑戦したり、前向きな気持ちになったりできないため、どんどん悪循環に陥ってしまいます。
運気が下がる
気持ちの落ち込みや自己肯定感の低下は、運気にも影響します。まず、チャレンジ精神や新しい出会いがなくなるため、よい変化が期待できません。
もし、一歩踏み出せばよい物に巡り会えるような場合でも、自分が駄目な人間だと思い込んでいては、その一歩が踏み出せません。
運気は目に見えないものですが、ネガティブな気持ちになっている人からは運も逃げ出してしまうでしょう。風水などでも、部屋をきれいにしてインテリアを工夫すれば、運気を呼び込めると言われています。
いくら風水を取り入れても部屋の中が汚れていれば、意味がありません。
健康への実害もある
汚部屋は運気を逃すだけでなく、健康への害も問題です。特にゴミに埋もれているような部屋では、ホコリが溜まりアレルギーを起こしてしまう人もいます。
害虫が多数発生すると、虫刺されや食中毒なども心配です。ただ服や荷物が散らかっているだけであっても、布類やホコリを食べる虫も存在するので、油断は禁物です。
ホコリなどハウスダストによるアレルギー
長期間掃除をしていないと、ホコリがどんどん溜まっていきます。ホコリの中にはダニの死骸なども含まれ、ハウスダストアレルギーを発症すれば心身には問題です。
自分は関係ないと思っていても、アレルギーは誰でも発症する可能性があります。限界を超えると突然症状が現れるため、今まで大丈夫だったとしても楽観視はできません。
また、アレルギーが発症しなかったとしても、ホコリやハウスダストは人間の体に害を与えます。予防には定期的に掃除機やホウキなどで掃除をして、ホコリをこまめに除去することが大切です。
散らかっているとしても、せめて掃除機くらいはかけられるように片付けておきましょう。
害虫による健康被害
害虫による健康被害では、虫刺されによる炎症があげられます。大量に発生したダニなどに刺されれば、かゆみや痛みなどの実害もあるでしょう。
また、汚部屋にはゴキブリなどの家庭内害虫も発生します。ゴキブリは不衛生な環境を好むため、たくさんの雑菌が付着していることが特徴です。害虫が食品などに接触すれば、食中毒の危険もあります。
その他にも、ゴミが大量にある部屋にはさまざまな虫が住み着きます。毒を持った虫などが現れれば、ひどい炎症を起こす可能性もあるでしょう。
汚部屋を脱出して運気をアップ
汚部屋を脱出すれば、運気アップも期待できるでしょう。まずは断捨離から始めてみることです。物を捨てていけば、自然と部屋が片付きます。
掃除の前段階として断捨離を取り入れ、部屋を掃除しやすくしましょう。いらない物や使わない物を捨てていけば、物に囲まれるストレスも解消されます。
断捨離がオススメ
汚部屋を脱出したいなら、まずは断捨離がオススメです。断捨離は、単に物を捨てるだけでなく、今後汚い部屋を作らないための気持ちも生まれてきます。
難しく考える必要はありません。ひとまず、自分の部屋にある物を、『必要な物』と『不要な物』に分けましょう。判断が難しいなら、ひとまず置いておく箱を作っても構いません。
何らかのルールを決めると、簡単に断捨離ができます。たとえば1年間着ていない服は全て捨てるなど、はっきりしたルールです。捨てることができない人なら、壊れた物や数年間まったく触っていない物だけでも捨てるように努力しましょう。
数年以上使っていない物は、今後も使う可能性はほぼありません。収納しきれないほど物があるなら、捨ててしまいましょう。
片付けが楽になる
断捨離をして物が減れば、片付けがぐっと楽になります。物自体がなければ、それを片付ける手間がかからないためです。
また、床や壁を清掃するときも、物が少ないほうが手早く処理できます。物を動かしたり、どけたりする必要がないためです。
片付けができない原因は、物が多すぎて収納に入り切らないことも原因です。収納があったとしても、しまうだけでかなり時間がかかります。
本当に必要な物だけ収納するなら、時間がほとんど必要ありません。
ストレスが減る
いらない物を捨てれば、ストレスも減少します。
今まで探しものに時間がかかっていた人でも、物がなければ探す場所もほとんどありません。すぐに欲しい物が見つかるので、ストレスの減少につながります。
また、収納しきれていない雑多な物を見る必要もありません。すっきり片付いた状態になれば、ストレスも解消されるでしょう。
運気アップにココの掃除を入念に
運気アップを目指すなら、特に掃除を念入りにしたい部分があります。風水でも人や運気が入ってくる玄関は、特に重要な部分です。また、害虫発生の原因となりやすい水周りも、チェックしておきましょう。
ドレッサーは、風水では金運に関係する家具と言われます。特に気をつけたい場所を押さえておけば、さらに運勢アップも見込めるのではないでしょうか。
玄関
玄関は、外から物が入ってくる場所です。もちろん、運気も玄関を通って入ってくると考えられています。
そのため、風水では玄関をきれいにしておくことがおすすめです。たくさんの物を置くのではなく、すっきりとしたインテリアを目指しましょう。靴などが雑多に散らかっているなら頻繁に使わないものはシューズボックスにしまうなど、ちょっとした心がけが大切です。
また、ドアの外も掃除をしておきましょう。外から見た部分も、風水的には重要です。定期的に掃き掃除をすることを心がけておきましょう。
水回り
水周りは、きれいにしておかないと虫が発生してしまうエリアです。運気の問題を抜きにしても、特に掃除を念入りにしておきましょう。
風水的にも、排水溝は排泄機能と関連している重要な場所とされています。排水溝を汚くしておくと、悪い運気が入ってきたまま流れていかないとされています。
水の流れが悪くなれば、悪臭も発生しやすくなります。キッチンや浴室の排水溝は、定期的に掃除をしましょう。最近では原液をかけておくだけでヘドロ汚れを落として、ヌメリを予防できる、便利な洗剤も販売されています。
積極的に活用して、きれいな水周りを目指しましょう。
ドレッサー
ドレッサーは女性が美しく着飾るイメージの場所ですが、風水的には金運を司っています。この場所を汚くしておくと、お金をどんどん使ってしまうなど悪いことが起こりがちです。
外側だけでなく、収納部分も意識して、美しく保ちましょう。コスメやジュエリーなどで要らない物を一掃した後をきちんと収納しておけば、使い勝手も上がって一石二鳥です。
まとめ
汚部屋からはよい運気も逃げ出してしまうでしょう。ネガティブな気持ちにならないよう、きれいな部屋を心がければよい出会いやチャンスを手にする気持ちもわいて、前向きになれます。
まずはいらない物を捨てて、汚部屋からの脱出を目指すことが先決です。