洗濯機の処分方法は6つ!家電リサイクル法を理解し正しく処分する方法

洗濯機の処分についてお悩みではないですか。

大きい家具は処分の方法も難しく、どの捨て方にするか悩みますよね。

そこで今回は、「自分に合った」「費用を抑える」洗濯機の処分のしかたを解説します!

本記事の監修者

遺品整理士:目黒 大智


一般社団法人遺品整理士認定協会 認定遺品整理士(第 IS26076号) 年間1000件以上の不用品回収、遺品整理案件に携わる。「遺品整理・不用品回収の片付け業者 CLEAR-クリア-」代表取締役。詳しいプロフィール
目次

洗濯機の処分方法は6つ

洗濯機を捨てるには、6つの方法があります。

  1. リサイクルショップに出す
  2. フリマやオークションに出す
  3. 知人に譲る
  4. 自治体に出す
  5. 家電量販店に頼む
  6. 回収業者に頼む

それではひとつずつ見ていきましょう!

 

費用をかけずに処分する方法

洗濯機の処分で費用をかけずに処分するためには、「売る」か「知人に譲る」のがオススメです。

大きな家具とはいえ、せっかくならお金をかけずに処分したいですよね。

買取の場合は利益も出るので、まだ使える洗濯機をお持ちの方は、是非試してください!

洗濯機の種類やメーカーによって買取金額はかわってくるので、自分のメーカーをよく調べておきましょう!

では、具体的にどうしたらいいのかをお話します。

リサイクルショップに出す

買取に出したい場合は、リサイクルショップに依頼するのがオススメです。

出張買取を無料で行っているリサイクルショップもありますので、事前に確認しておきましょう。

ただ、古い洗濯機などは買取してもらえない場合もあります。

事前に使用年数やメーカーを伝えて、買取可能か確認しておく必要があります。

〇メリット

  • 利益がでる
  • 出張買取サービスがある
  • 無料で査定してくれる

本来洗濯機のような大きな家具の処分には費用がかかります。

しかし、リサイクルショップに出すと、利益を得ることができます。

また、出張買取サービスを行っている場合は、お店に行くことなく洗濯機を売ることができます。

本来であれば運び出しが大変な家電ですが、この方法であれば簡単に処分することができますね。

無料査定を行っている店舗もありますので、まずはお持ちの洗濯機が売れるか査定に出してみてください。

 

〇デメリット

  • 古いものは売れない場合がある
  • メーカーや種類によって買取金額が異なる

リサイクルショップでは、古い洗濯機は売れない場合が多いです。

基本的に10年以上使用しているものは、買取が厳しいと思っておきましょう。

また、メーカーや種類によって買取金額は異なり、場合によってはほとんど利益を得られない可能性もあります。

査定時に買取金額をよく確認してください。

 

高く買い取ってもらう3つのポイント

高く買い取ってもらうためには、3つのポイントがあります。

  1. 売るタイミングを見極める
  2. 附属品をつける
  3. 掃除して綺麗な状態で査定に出す
1.売るタイミングを見極める

売るタイミングによって、金額が変わる場合があります。

そのためタイミングを見極めることは非常に大切です。

  • 1人用の洗濯機…4月前後がオススメ
  • 大人数用の洗濯機…夏場の8月前後がオススメ

1人用の洗濯機の需要が一番増えるのは、新学期がはじまる4月前後です。

リサイクルショップも、この時期はコンパクト洗濯機の買取に力を入れますので、売り時として最適です。

大人数用の大きな洗濯機は、洗濯物が増える夏場の8月前後がオススメです。

大きさに合わせ、時期を見極めて査定に出してみてください。

 

2.付属品をつける

買ったときについていた附属品をつけるだけで、買取価格は高くなります。

取り扱い説明書などの書類や、部品などの付属品は捨てずに保管しておきましょう!

保管の際は、汚れがつかないようにファイルなどに挟んで大切に保管してくださいね。

 

3.掃除して綺麗な状態で査定に出す

高く売るためには、掃除をして綺麗な状態で査定に出す必要があります。

その際は、外側を綺麗にするだけでなく、洗濯槽も綺麗にすることが重要です。

洗濯槽は、酸素系漂白剤でつけ置きするとカビの匂いを落とすことができます!

なるべく使用感をなくすよう、丁寧に掃除しましょう。

 

フリマやオークションに出す

フリマやオークションで売ることもできます。

ただし、運搬が大変なのであまりオススメはできません。

〇フリマアプリ

メリット
  • 価格を自分で変動できる
  • アプリに慣れると簡単に利用できる
デメリット
  • 売るまで時間がかかる
  • 梱包などに手間がかかる
  • 買い手とのやりとりが大変

〇ネットオークション

メリット
  • 最低価格を自分で設定できる
  • 相場より高く売れる場合がある
デメリット
  • 売るまで時間がかかる
  • 梱包などに手間がかかる
  • 買い手とのトラブルが多い

〇注意するポイント

フリマやオークションを利用する場合は、洗濯機の状態を細かく記載してください。

写真の撮り方も工夫して、特に傷や汚れはなるべく分かりやすく相手に伝えましょう。

買い手に品物が届いてから傷や汚れが見つかると、トラブルになる可能性もあります。

 

知人に譲る

知人に譲るのもひとつの手段です。

以下のような知人がいれば、ぜひ声をかけてみましょう!

  • ひとり暮らしをはじめる人
  • 結婚・出産で大きな洗濯機が必要になる人

譲る際は、洗濯槽まで掃除して、なるべく綺麗な状態で受け渡してあげてください。

 

自治体の指示に従い処分する方法

自治体の指示に従い、処分する方法もあります。

洗濯機の処分については「家電リサイクル法」という法律が定められています。

自治体で処分する際は、指定の方法で処分しないと違法になりますので注意してくださいね。

家電リサイクル法

家電リサイクル法とは、家電ごみの不法投棄を減らすために作られた法律です。

家電リサイクル法に指定されている家電は指定の方法で処分する必要があります。

指定されている家電4つ

  • エアコン
  • テレビ
  • 冷蔵庫
  • 洗濯機・衣類乾燥機

洗濯機も含まれるので、必ず指定の方法で処分しましょう!

自治体に回収を頼む

自治体に回収を依頼する方法を説明します。

  1. 住んでいる市町村に問い合わせて処分方法を聞く
  2. 郵便局で家電リサイクル券を購入・記入
  3. 回収時にリサイクル券を渡す

市町村ごとに回収方法は異なりますので、問い合わせた時に回収方法をよく確認してくださいね。

〇メリット

  • 安心して捨てることができる

市町村ごとに決められた方法で捨てることができるので、一番安心な方法です。

高すぎる費用を請求される心配もありません。

 

〇デメリット

  • リサイクル費用+回収費用がかかる
  • 運び出しが必要な場合がある

リサイクル費用だけでなく、回収費用もかかってしまうのがデメリットです。

また、回収の際に指定された場所まで運び出しをお願いされるケースもあります。

そうなると、人手が必要になりますので誰かに手伝いをお願いしなくてはなりません。

 

指定場所に自分で持ち込む

指定されている場所に自分で持ち込む方法です。

リサイクル法対象の家電は、持ち込む場所が指定されています。

指定場所に自分で持ち込む方法を説明します。

  1. 指定場所に問い合わせて、日時の確認をする
  2. 郵便局で家電リサイクル券を購入・記入
  3. 洗濯機と家電リサイクル券を持っていく

〇メリット

  • 安心して捨てることができる
  • 回収費用がかからない

自治体に回収を頼むのと同様で、一番安心できる方法です。

異なるポイントとしては、回収費用がかからない点です。

回収を頼むより、安く処分することができます!

〇デメリット

  • 運び出しが大変

指定された場所まで運び出すことになるので、大きめの車と充分な人手が必要になります。

 

家電量販店や回収業者に頼む方法も

お近くの家電量販店や、回収業者に処分を頼むこともできます。

手間をかけることなく処分できる場合もありますので、ひとつずつ方法を確認していきましょう。

電器屋に頼む

電器屋に処分を頼む方法です。

簡単に処分することができるので、オススメです。

電器屋に依頼できるケースは以下の2つです。

  • 新しく洗濯機を購入した店舗に処分を頼む
  • 捨てたい洗濯機を購入した店舗に処分を頼む

当てはまる店舗が近くにある場合は、是非依頼してみてください。

〇メリット

  • 簡単に処分ができる
  • 新しいものと入れ替えで処分できる

手間と時間をかけることなく処分できるのがメリットです。

新しい洗濯機が来るタイミングで処分できるので、スムーズに処分できる方法です。

〇デメリット

  • リサイクル費用+回収費用がかかる

簡単に処分できる分、費用はかかってしまいます。

回収費用もかかることを考えると、費用を抑えて捨てたい方にはあまりオススメできません。

回収業者に依頼する

回収業者に依頼することも可能です。

洗濯機は結構な重量があるため、プロに依頼するのもいいでしょう。

家の壁や床を傷つける事なく、スムーズに回収してくれます。

ほとんどの業者さんはトラックで来てくれるので、他の不用品もあれば回収してくれるので、ついでにいらない物がある方にもおすすめです。

まとめ

洗濯機を捨てる方法は6つの方法があります。

  1. リサイクルショップに出す
  2. フリマやオークションに出す
  3. 知人に譲る
  4. 自治体に出す
  5. 家電量販店に依頼する
  6. 回収業者に依頼する

使用年数が10年未満で状態の良い洗濯機は、費用をかけずに処分できる可能性があります。

古い洗濯機の場合は、リサイクル法に基づいた方法で処分しましょう!

今回の記事を参考に、自分に合った洗濯機の手放し方を見つけてください。

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