足の踏み場もないほどに散らかってしまっている汚部屋をきれいにするためには、できるところから徐々に片付けていかなくてはいけません。今回は、汚部屋を脱出して、二度と散らからないように、きれいな部屋をキープする方法についてご説明します。


汚部屋脱出にはモチベーションが大事

汚部屋と言われるほどに部屋が散らかってしまっていると、どうしてもモチベーションが上がらず、片付けをスタートできません。そのため、汚部屋を脱出するには、とにかく片付けを始めてしまう事が大切です。

身の回りのゴミを捨てたり、すぐにできることから少しずつ片付けを進めていくことで、汚部屋を片付けるモチベーションを上げられます。重い腰を上げ、汚部屋を脱出するために心がけたい、片付けのヒントをご紹介します。

思い立ったらすぐに始める

初めから計画を立てて完璧に汚部屋を片付けようと思っても、面倒臭さが勝ってしまい、なかなか行動に移せないという人も多いのではないでしょうか。片付けなくてはいけないと分かりながら、汚部屋を放置してしまっているという人は、思い立ったときに勢いで片付けを始めてみましょう。

目の前にあるゴミをビニール袋にまとめるだけでも、立派な汚部屋脱出への第一歩です。少しずつでも着実に部屋を片付いていくことで、「もっときれいにしたい!」と思うようになれば、モチベーションがアップして、汚部屋の片付けが成功するでしょう。

成果の見えることからやる

汚部屋の片付けというのは、はじめから完璧にやろうとすると、途方もない作業に思えて途中で挫折してしまいがちです。そこで、まずは目についたところを少しだけ片付けてみたり、優先順位の高い自分の身の回りから整理整頓をすると良いでしょう。

今日は本棚の整理だけ、今日は机の上だけきれいにしようなど、あらかじめ場所を限定して徐々に片付けていく方法もおすすめです。徐々に部屋がきれいになっていくことで、成果が目に見えてやる気がアップします。

無理をしすぎない

汚部屋の片付けを一気に済ませようとすると、途中で挫折してしまうことも多いでしょう。
モデルルームのようにきれいな部屋を目指すのも良いですが、汚部屋から完璧な部屋にするのは労力がかかります。汚部屋を脱出するためには、無理せず1日5分程度でもいいので、できるところから片付けていくことが大切です。

例えば、今日はテーブルの上だけ、と決めてそこだけをきれいに片付けるようにしてみましょう。1カ所だけでもきれいになると満足感が生まれて、次の場所を片付けるためのモチベーションになります。

汚部屋脱出の手順

汚部屋を脱出するには、一気に片付けようとするのではなく、順序立てて片付けを進めていく必要があります。汚部屋というのは長年放置してしまったゴミを捨てる作業から始まり、物を減らして整理整頓をし、最後にきれいに清掃をしなくてはいけません。

以下では、汚部屋を脱出するための片付けの手順についてご説明していきます。

ゴミを捨てる

汚部屋と普通の散らかった部屋の違いというのはゴミの量が異なります。通常では捨てるべき生ゴミなどが部屋に溜まっている場合は、まずゴミを捨てる作業から始めていきましょう。ゴミが散乱したままだと、部屋の片付けをするスペースが確保できないため、最初に足の踏み場を作るところから始めます。

全てのゴミを一気に捨てるのが困難な場合は、目についた場所のゴミからビニール袋に入れて捨てていきましょう。ペットボトルや空の容器、ティッシュや紙屑など、明らかにゴミだと分かるものだけ捨てることを心がけてください。

室内の物を減らす

ゴミ捨てが終わったら、次にすべきことは室内の不用品の整理です。とにかく部屋の中に溢れている物を減らすために、要る物と要らない物を分別していきましょう。

生活に必要な日用品と貴重品、どうしても捨てられない大切な物は選別しておきます。捨てるか迷うものがあれば、それはまとめて後から整理すればよいでしょう。ここでのポイントは、とにかく不要な物を捨てて、部屋にある持ち物の量を減らすことです。

整理整頓と清掃

不用品を捨てたら、次に整理整頓を始めましょう。部屋のどこに何があるのか把握できるように、1つ1つの物に定位置を決めてあげてください。収納場所をしっかりと作って、物の定位置を決めて整理整頓をすることで、面倒だと感じないきれいな部屋をキープできます。

また、汚部屋というのは部屋の清掃もしっかりと行わなくてはいけません。壁や床に汚れがついていたり、悪臭がするような場合、特に念入りに清掃を行いましょう。虫などがいる場合も、しっかり駆除しておきます。

汚部屋へのリバウンドに注意

汚部屋の片付けは、ダイエットと同様にリバウンドに注意しなくてはいけません。せっかく汚部屋を片付けをしても、しばらくして部屋が散らかり始め、結局汚部屋に逆戻りしてしまうことがあります。

汚部屋のリバウンドは「折角きれいに片付けたのに無駄になってしまった」と、精神的に追い詰められる事にもなりかねません。汚部屋を脱出したからには、きれいな部屋をキープできるよう、努力する必要があるでしょう。

自己肯定感が下がる

片付け後に汚部屋へリバウンドしてしまうと、自己肯定感が下がってしまう場合があります。折角きれいに片付けができたのに、また汚部屋に戻してしまったことから、「どうせ自分なんて、片付けができない人間なんだ」と思い込んでしまいがちです。

汚部屋の脱出が成功して、きれいな部屋をキープすることで、汚部屋を片付けられたという自信を持てつことができるようになり、自分を責める気持ちもなくなって行くでしょう。

今後片付ける気力が湧きにくくなる

汚部屋に一度リバウンドしてしまうと、その後再び片付ける気力が湧きにくくなってしまいます。
それは「折角片付けた部屋をまた散らかしてしまった」という自己嫌悪から、モチベーションが下がって片付けができなくなってしまうのです。

汚部屋が悪化する危険性がある

汚部屋にリバウンドして、モチベーションが下がりこまめに片付けをする習慣がなくなると、前以上に汚部屋が悪化してしまう可能性があります。リバウンドを防ぐためにも、物を溜めこまず、日頃からこまめに片付けをするように心がけましょう。

散らかしてしまっても、汚部屋になるまで放置せずに、少しずつ片付けるだけでもリバウンドは防げます。

キレイな部屋を保つ方法

汚部屋を片付けて、部屋がきれいになったら、その状態を常にキープできるようにしましょう。汚部屋を脱出できたからといって、片付けをさぼってしまっては意味がありません。

こまめに掃除をして、常に部屋を片付ける習慣を身につけられるようにしましょう。

掃除の習慣を身につける

汚部屋に戻さないためには、まずは掃除をする習慣を身につけることが大切です。掃除といっても大掛かりな掃除を毎日するという訳ではなく、気付いた時に整理整頓をしたり、ゴミが出たらすぐにまとめて捨てるという事を心がけましょう。

1日数分でも身の回りの片付けを行うだけで、部屋はきれいな状態をキープできます。

こまめに清掃する

日頃から掃除を行うことも、きれいな部屋を保つ大切なポイントです。汚れたらすぐに拭く、毎日1分でも掃除機をかけるなど、ちょっとした清掃を毎日するようにしましょう。

こまめに掃除をするだけで、大掛かりな掃除をする回数も減り、労力をかけずに部屋の片付けができるようになります。

また、掃除と片付けはどちらもきれいな部屋に欠かせないことです。床に物が置いてあると掃除機がかけにくいので、しっかり整理整頓をして、身の回りに物を置かないようにすると良いでしょう。

物を増やさないことが重要

二度と部屋が散らからないようにするには、物を増やさないようにすることが一番重要なポイントです。片付けを成功させる秘訣として、物には必ず定位置を決め、使い終わったらすぐにその場所へ収納することを心がけます。そして、そのスペースに収まりきらない物は処分し、それ以上物が増えないように心がけると良いでしょう。

人から物を貰ったり、新しい物を買った時は、元から持っていた物を捨てて、今以上に物が増えないようにすることが大切です。1つ増えたら1つ減らすという事を心がけると、物が増えずすっきりと整理整頓された部屋をキープできます。

片付けの手間が増える

物が増えてしまうと、それだけで片付けの手間が増えてしまいます。物をしっかりと収納するためには、部屋の大きさや収納スペースを考えておかなくてはいけません。

入りきらないものが部屋の中に増えてしまうと、それだけで雑然とした印象を与えてしまいます。特に、もったいないからといって物を処分せずにとっておく癖がある人は注意が必要です。

買い物の時はよく考える

買い物の時も、冷静になってよく考えることが大切でしょう。本当に欲しい物なのか、自分にとって必要な物かどうかを、しっかり判断するようにしましょう。

物を買うということは、部屋に物が増えるという事です。増えた物をどこに収納するのか、入りきらない場合は何を処分するのか、考えながら買い物をすると良いでしょう。1つ買ったら1つ捨てる、ストックとして買うものはストックしておく量を決めるなど、自分なりのルールを決めて守るのがおすすめです。

また、使用頻度は低いけれどあったら便利だと思う物や、無くても困らないけれど買おうか迷う物など、今すぐに必要ではないと思う物は衝動買いをしないようにしましょう。一度買わずに我慢してみて、どうしても必要だと納得して購入すると、余計な買い物をせずに済みます。

まとめ

汚部屋の片付けは、とにかく勢いに乗って、できる範囲から効率よく進めていくことが大切です。まずはゴミを捨て、部屋にある物の量を減らすことを心がけてみてください。

また、汚部屋から脱出した後も、リバウンドをしないように日頃から片付けや掃除を習慣化することも大切です。モチベーションが下がらないように、こまめに片付けをして、常にきれいな部屋をキープできるようにしましょう。